リトミックをするとこんな力がつく(幼児編その2)

こんにちは♪
長崎県大村市の音楽教室ミュージックルームティーノート主宰の田副智子です(^-^)

今日は昨日に続いてリトミックするとこんなつきますよっというお話。
昨日は1、2歳くらいの小さな子たちのお話でしたが、もう少し大きくなるとさらに色々な力が付いてきます🌱✨

年中さんあたりになると音楽的要素も増えて、かなり頭を使う項目が増えてきます🌸

私の教室にもピアノやエレクトーンは習わないけどリトミックだけ習いたいという子がいます。
リトミックが頭を使い、子どもの考える力や工夫する能力、集中力や自分の意思をはっきり持つことなど、音楽以外にも役立つことがわかり、そういう方が増えて来たのだと思います。


インスタにも投稿していますが、頭を使う項目の一つ、手と足で違うリズムを打つ複リズムというものが出てきます。
手は歌と同じリズムを打ち、足は4分音符、つまり歩くリズムをステップする、という具合です。

例えばとんぼのめがねの歌を手で打ちながら歩いてみて下さい。足が止まったり手がつられそうになったりするのではないでしょうか?
これが複リズムです。
小学生になってくるとこれが足で歌のリズムをステップし、手は四分音符を打つ、そして「反対」の合図で手と足でやることを反対にする、なんてこともやります。

こうなってくるとママたちも「ママはできないからあなた頑張りなさい」みたいな感じになります笑


年中さんではもう少し簡単な短いわらべ歌を使います。わらべ歌は2音や3音で作られており、音程をしっかり習得するのにもとても適しています。

子どもたちに最初にこれをやってもらうと、むむむ、できないという感じになります笑
でもリトミックのいいところは、そのできない時に「ふふふ」と笑いになるところです。


皆さんはアハ体験という言葉聞いたことないでしょうか?
脳科学者の茂木健一郎先生が提唱している言葉でひらめきや気づきがあった瞬間に「あっ」と感じる体験のことです。
茂木先生によればこのアハ体験とは、わかった瞬間に頭が良くなる体験というものだそうです。

このふふふとなった瞬間、そしてその後もう一度やって「できた!」という瞬間こそがアハ体験だなと思います。

笑いながら楽しみながら、でも真剣に課題に取り組む、そんなことがリトミックでは日々行われています。


また年中さんあたりで縫い刺しなども出てきます。クラフトで色々な形に切ったり貼ったり、折り紙をしたりするのですが、その中に実際に針と糸で縫うものがあります。

自分で紙に穴を開け、そこを目指して縫っていきます。当然しっかり見ないと手を怪我しますから集中しないとできない項目です。

このしっかり見る、という項目は後々楽譜を読む力に繋がります。
それはもちろん小学校でひらがなや漢字を学ぶにも大切な力がになるはずです。


小さな子たちに教えているうちな気づいたのですが、初め子どもに五線の楽譜のここにレがあってね、などと教えても5本の線がぼーんやりとしか見えていないことに気づきました。

大人であれば1番下がここ、3番目はこことはっきりわかるのが普通ですが、小さな子たちはそれをはっきり見分けることができないようです。


そこで年少さんのような小さな子たちには音符を教え込む前に、折り紙や線や丸をお絵かきすること、色塗りなどをたくさんさせてみたらスムーズに音符が読める子になっていきました。

もしご家庭のお子様が小学校に入って文字の読み書きがなかなか難しい、という方はこういった目を使う活動をたくさんしてあげるといいと思います。


まだまだ書ききれない💧
たくさんあるんですよねー、いいことが。
私がこの10年体験してきたお話です。
また
またいつか書きますね。

皆様に少しお役に立てば嬉しいです✨✨

ホームページランキング参加中
記事一覧を見る