リトミックからピアノやエレクトーンへ移行した子どもたち

2021年04月27日 18:30

こんにちは♪
長崎県大村市の音楽教室、ミュージックルームティーノートの田副智子です(^-^)

新年度が始まり、私の教室の子ども達も新しい所へステップアップしています✨

今日はリトミックからピアノやエレクトーンにステップアップする子ども達の様子のお話です。


リトミックだけのレッスンで通っていた年少さんがピアノレッスンに入りました🎉
私のところでは引き続きリトミックもしながら鍵盤のレッスンをしていきます🎹


リトミックってどんなことに繋がるのか。
している子としていない子がどんな差があるのか。


私もリトミックを教え始めたころは半信半疑でした。
果たしてそんなに効果があるのか。

でもして悪いことは絶対にないと思いましたし、音感やリズムのお稽古をよりいっそう楽しくできると思ったのでリトミックを取り入れました。


まず最初に思ったのは、難しいリズムもなんなくこなすということ。
ピアノやエレクトーンのテキストに出てくる難しいとされるようなリズムを全く難しく感じずにこなします。
みんな簡単に弾くのです。


次に思ったのは数に強くなるということ。
リトミックでは数の項目がたくさん出てきます。
一歳さんコースのステップ1の時からどんどん出てきます。
音楽は数の集合体です。2拍のばして1拍休み3拍伸ばした後に1拍を3つ、という具合にです。


大昔は音楽と数学は同じ部類の学問として扱われていたとも聞いています。
古代ギリシャの数学者ピュタゴラスは音程や音階の理論を発明したと言われています。


話を元に戻しまして。
リトミックから鍵盤に移行してきた子どもたちは音符を見た瞬間にドが3回の後にレを1回弾いてのように、素早く音符を読み取ります。
また聞いた音も何回ドを弾いたなどすぐにわかるようです。
簡単なことのようですが年中さんや年長さん、または小学生などでもこれをできない子もいます。
この力は当然算数にも繋がるはずです。


また拍子感もリズム感も抜群にいいです。
リトミックでは2拍子、3拍子などの拍子の項目が様々に形を変えて何度も出てきます。
2拍子と3拍子のダンスでは「これは何拍子?」と聞き分けをしたりもします。

拍子感のない子は難しい曲や初めて弾く曲の時に、どのタイミングで左手が入るのか、などが難しいことがあるようです。
拍子感がなければどこが1拍目なのかがわからなくなったりするのです。その場合、「ここが1拍目だからここで右手が入ってね」などと理論で説明したり、何度も歌って覚えてもらったりすることになります。

リトミック育ちの子どもたちはこれを何も説明せずにできるのです。


あとはリトミック育ちの子ども達の最大の特徴は、要領がいい❗️❗️これではないでしょうか。


様々な力をつけているので、「これがこうであーでこーで」と色々説明しなくても「こーんな感じでやってみて」というと「あぁ、こんな感じね。」という具合にやってくれます。


手先の器用さ、想像力、語彙力など様々に鍛えられているので余計な説明はいらないのです。


前に教えていた子にこれをこんな風にやってみてとやり方も教えてピアノの課題を与えたところ「先生と違うやり方でやってもいい?」というのでやってもらうと全然違うやり方で、でも見事にきちんとやってくれました。

自分で考えて自分なりのやり方を見い出す。
今の会社が喉から手が出るほど欲しがるような人材じゃないか!と感動しました笑


初めは半信半疑だったリトミックですが、やっていくうちに子どもたちの様子がみるみる変わっていきました🌱✨
教える私もその変わりぶりからリトミックの魅力に引き込まれたところがあります。


新しく大村で出会った子ども達にもその力を、と幼稚園の子にも小学生にもせっせとカリキュラムを組んでいます✨✨


リトミックってなんなのか。
少し伝わりましたか?😊

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