子どもとの会話

こんにちは♪
長崎県大村市の音楽教室ミュージックルームティーノートの田副智子です(^-^)


今日は以前書いた赤ちゃんや小さな子どもとの会話の続編、もう少し大きくなった子たちとの会話のお話🌱


皆さんはお子様との会話でどんなことを話していますか?


これもやっぱりどんなことを話したら、という方結構多いようです🤔


リトミックの教具に野菜や果物、動物などの絵が書いているカードがあります🍎
語彙を豊かにする目的と、言葉を手でリズム打ちして色々なリズムを体験する目的などがあります。

でもこの絵カードに書いてあるものが、すぐにわかる子とわからない子がいます。

お野菜の名前もほとんどわからない。
動物も犬や猫は知っていてもあとの動物はほとんどわからない。
そんな感じです。


以前そんな風だったCくん。
お野菜も果物もほとんどお名前がわかりません。
「じゃあ今度お母さんとお買い物に行った時に今日出てきたお野菜見つけてみてね。」
と言うと
「お買い物は僕が保育園に行ってる間にお母さんが行ってるから行けないよ。」
と答えました。


なるほど。

Cくんのお母さんはとてもしっかり者でいつも色々なことに目の届くお母さんでした。
Cくんのお家でのスケジュールがスムーズに行くように、買い物は1人で行って済ませていたようです。

またこんなことも。
リトミックの乗り物の項目で「Cくん電車とかバスに乗ったことあるかな?」と聞くと「ない。」と答えるのでお母さんに聞くと「公共の乗り物は大人しくしていないかもしれないのでまだ乗せていません。」
と答えました。


なるほど。

お母さんが言うことはごもっともで、毎日のスケジュールを滞りなく過ごすためや、他の人にご迷惑のないように過ごすための工夫だったのだと思います。


でもそれがCくんの社会見学の体験をなくしてしまっていました👦


その結果、会話もいつもの言葉と会話で解決してしまい、新しい言葉を知ることや物を見る機会が極端に少なかったようです。


お母さんもCくんがあまりに物の名前を知らないのでハッとしたようです。
それからは買って来たお野菜を見せて、名前を教え、これが今日はこんなお料理に変わるよ、なんてお話をするようになったそうです。


先日、近所のスーパーにお買い物に行った時のこと。
鮮魚コーナーで幼稚園くらいの女の子とお母さんがお買い物をしていました。
「さぁ、この中でタイはどれでしょう」「このピンクのやつでしょう?」なんてお話していました。

素晴らしい✨
思わず聞き耳立ててしまいました笑


「このお隣のお魚はなんで言うの?」「あじよ。キラキラして綺麗ね。」

なんてお話しています。


夕方だったのでお母さんも早く帰ってご飯を作らないといけない時間だと思います。

でもスーパーのその一角で、その子と色々なお話をして、そしてその女の子は初めて見る色々なものに興味津々、目をキラキラさせて社会を見つめていました🌱✨✨


その後もお肉コーナーではその子がお肉を触ろうとすると「お肉ギューっとするとお肉が痛むからね、他の人が嫌でしょう?触らないで見るのよ。」と丁寧に教えていました👏


子どもだからと子どもの話をする必要はないのです。
いつもの目の前に広がっている生活を子どもに話せば、それがそのままその子の知識や語彙力になります。


私の父はニュースやテレビ番組を見ながらぶつくさ色んな話をしていました。
「洞穴で焚き火なんかすれば一酸化炭素中毒になるって理科で習わなかったのか。」
とか
「火事はこんな風に広がるってよ、よく見ておきなさい。」とニュースの画面を見せられたり。

子どもながらに面倒くさかったですが笑「そうなのか」と思うことも結構ありました。


その後小学生になったCくんとは色々な話をしました。
「ブラックホールが…」とか「戦争が起こると…」とかなかなか内容の濃い話もしましたよ笑
私は子どもにもバンバン難しい話もします。


まだ小さいのでわからない内容もたくさんあるでしょうが、興味深々で話を聞き「じゃあこれはこうなるの?」とか質問までしてきます😌✨


子どもの世界を少しずつ大きく広げてあげるのも大人の仕事ですね。


楽しい子育てになりますように✨

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