ほったらかし子育てのいいところ

こんにちは♪
長崎県大村市の音楽教室、ミュージックルームティーノートの田副智子です(^-^)


毎日忙しいママ達。
お仕事もされてさらに忙しく、子どもたちにかまっていられない!なんてママも多いようです。


だけどそんなお話を聞くわりに、子ども達は意外としっかりしていたりします🐥


忙しいママは子ども達に色々手をかけてあげられません。
その代わりに子ども達は自分でする力を身につけるようです🌱✨


ママが忙しいから、お着替えは自分で。
ママが忙しいから、ご飯もちゃんと食べて。
ママが忙しいから、お靴も自分で履いて。


こんな毎日を過ごして、色々な力を身につけているようです。


色々してあげられなくてかわいそう😢
なんて思ってるママもいるようですが、そんなことはありません😊✨

子どもにとっては、してあげ過ぎるのはあまりいいこととは言えないかもしれません。


前頭葉を育てるといいと聞いたことはあるでしょうか?

前頭葉は運動や感情、言語などを司る器官で感情をコントロールしたり、思考したり、自分の思い通りに体を動かす、などとても大切な役割を担う所です。


この前頭葉ですが、子どもの好奇心を育てることで前頭葉も育っていきます。


しかし大人がいつもお世話をやいて、こうしなさいあぁしなさい、あれもだめ、これもだめ、と声をかけていたとしたら…


その子の好奇心はもぎ取られ、考えることもしなくなり、たちまち無気力な子どもになってしまうわけです。


もうずいぶん前のことですが、初めて来た4歳の女の子がいました。
いつもお母さんやおじいちゃんやおばあちゃんが交代でレッスンに連れて来てくれていました。

お母さんはお仕事をしているわけではなく、おじぃちゃんおばぁちゃんとも一緒住んでいらっしゃるそうでそんな風になっていました。


その女の子は4歳でしたがまだお靴も自分で履けません。


レッスンの時もその子にこちらが話しかけても、知らん顔。
その代わりにお母さんやおじぃちゃんおばぁちゃんが答えてくれます。


いつも周りに大人がいて愛情いっぱいに育てられていたわけですが、その子のお世話をして、おしゃべりもその子のかわりに答えてくれるのでその子は何もできない、何もしない子になっていました。


まずはレッスンでお靴を揃えることからしました。
「○ちゃん、お靴を脱いだらね、こうして2つおりこうさんに揃えてね。お家でもしてみてね。」
と言って、一緒に揃える練習をしました🌸


脱いだり履いたりはもっと難しいのでまずは揃えることからしました。

そうして少しずつ、「自分でね。」ということをさせていくと、○ちゃんはみるみる1人でなんでもできる子になっていきました。


そして1番変わったことは…


○ちゃんの性格です。

○ちゃんはこちらがお話しても答えない、何かをする時もしようとしない、あまり気力の感じられない子でした。


でも「自分でね」を増やしていくと、どんどん活発な積極的な女の子に変わって行きました👧✨


あれもやってみたい、これも自分でする❗️と自分の出来ることが増えていく喜びを知ったのです。


忙しいママたちへ。
少々ほったらかしでもきっと大丈夫です。

そのかわり夜寝る時に抱っこしたり、おやすみと頭を撫でたり、目を見つめておしゃべりしたりする時間を大切にしてあげて下さいね🌙✨


楽しい子育てになりますように✨

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