こんにちは♪
長崎県大村市の音楽教室ミュージックルームティーノートの田副智子です(^-^)
お子様が音楽教室に通っていれば、テキストの進み具合は気になる所だと思います🌸
テキストってどのくらいで終わればいいのか。
それはテキストによっても様々です📖♪
私もそのテキストに応じて一応の目処は立てますが、やはりその子によって終わるスピードは様々です。
入会したての初心者さんは張り切っていますから、ぐんぐん進んで行きます。
一方入会したての経験者さんはよそでうまくいかなくてうちに来た子がほとんどなので、なかなかエンジンがかかりません。
その子それぞれのエンジンボタンを探します。
どんな曲を弾くのが楽しい子なのか。
どんなことができないからエンジンがかからないのか。
様子を見ながら進めて行きます。
私は大体、5曲から多い子で8曲くらいを宿題に出します。のんびりした子で4曲くらいでしょうか。
そのうち3曲くらいはバーナムなどの短いテクニックの曲です。
私の中での目標はのんびりした子でもテキストの曲などはできれば1ヶ月、もしくは1ヶ月半では終わりたいところ。
これはお歌を歌って覚える時期なども含めての期間です。
もちろんもっと早く進めていく子もいます。
でも習い初めの子達は練習習慣などもなく、それが難しい子もいます。
だけど早ければいいのかというとそういうわけでは決してありません☝️
進まない子には色々原因がありますから、そこを補っていく作業が必要です。
ただ練習時間だけは私には補うことはできませんが💧
そこはご家庭にまかせるしかありません😅
まずやることは、その子によってテクニック系の本が好きな子と、名曲集のような一曲になっているものを弾く方が好きな子とそれぞれですね。
好みはあるでしょうが、とりあえずどちらも弾いてもらいます。
テクニック系が嫌いな子は間違いなくテクニックが身に付いていません。
だから名曲集やテキストの曲を弾きたくても必ずどこかで壁にぶつかり弾けなくなります。
だから簡単なテクニックの本から初めてもらいます。
あまり好きじゃないけど、これなら弾いてもいいかなと思えるくらいのものを😊
それを練習するうちに好きな曲もスイスイ弾け始める自分に気づいていきます🌱✨
また楽譜を見ようとしない子も必ずどこかで立ち止まることになってしまいます。
楽譜は脳を使って読み取らなければいけません。
①目で楽譜を見る
②その得た情報を脳に伝える
③脳が指先に情報を伝えて動かす
要するに楽譜はしっかり考えて読まないと弾けないわけです。
眺めているように楽譜を見ても指は動かないわけです🧠✨
これができないまま進むと難しくなって来た頃に、自分では練習が進められない、でも長すぎて覚えて弾くのも大変、となってくるのです。
そうならないために音符を読むお稽古、リズムを読むお稽古をまずは別々に始めます♪
ドレミの音符と何拍伸ばすかのリズムは同時に読んで初めて演奏できるわけですが、最初からそれをすると難しすぎるので別々に。
そうして少しずつ別々に読めるようになってくると楽譜に書いているものがだんだん同時に読めるようになってきます。
でも
まだ終わりではありません💦
先程書いたように、読めるようになったら今度はその読んだものを指で弾かなければいけません。
読み取った情報を正しく指を動かして弾くので、脳と指の運動が連動しないと弾けません。
演奏って大変ですねぇ💦
これにはやっぱり繰り返し弾くことしか方法はないですね。
そのためにも簡単なテクニック曲などはすぐに弾き終わりますから嫌にならずに弾いてくれるように思います。
そこまでできるようになったらこちらのものです✨
これでやっと準備が整ってぐんぐんテキストが進むようになっていきます。
こうなると練習も1人でぐんぐんできるようになるはずです。
その子によってエンジン全開になるタイミングは様々ですが、必ずその日が来るのを私は知っています😊
初めはゆっくりのお子様もしっかり色々なことを吸収している段階かもしれません。
その子がなるべく楽しんで進めていける道を一緒に探してあげたいと思います😊✨