こんにちは♪
長崎県大村市の音楽教室ミュージックルームティーノートの田副智子です(^-^)
リトミックでは手先を動かす項目がいくつも出てきます👐
目的はやはり手先の器用さや集中力を養うことですが、その中にも色々な大切な要素があります🌱
手先が器用というのは、指の使い方、力加減、細かいところを見る力など色々な力が必要です。
大きくなってから本人がやりたければやればいいやと思うかもしれませんが、小さい頃に手先を動かしていない子は大きくなって細かい作業を嫌がったりすることもあります。
この細かい作業は字を書くことや、物をしっかり見る力、つまり字を読む力にも繋がると私は思います。
読み書きを楽しくするためにもぜひやっておいて欲しい項目の一つです。
子どもはできそうにないことは手を出しません。やったことないことはなるべくしたくないからです。
小さなうちにできることをたくさんさせてあげて欲しいと思います✂️
写真は6月の制作物で、ステップ2の今年3歳になる学年の子どもたちに作ってもらいました🐌
紫陽花は折り紙をちぎってのりで貼りました。
折り紙をちぎる動作は、まず折り紙をくしゃくしゃにして、その後広げて手でアイロンをかけます。
くしゃくしゃにすることで破りやすくなります。
握る項目も体験できますし一石二鳥です🕊
この動作だけでも「にぎる」「つまむ」、手でアイロンは「さする」ちぎる時は「手を捻る」などの動きが入っています。
特にちぎる動作は手を捻って回転させることによってちぎれます。
これができない子は最初は紙を引っ張ります。
引っ張って無理矢理破こうとしますが、捻らないと破れにくいのです。
この手首の回転はスプーンやフォークを使う時に大切な力です。
さらにはえんぴつで字を書くときも大切になりますね✏️✨
のりはスティックのりではなく、指で塗るタイプののりでどのくらい指に付ければちょうどいいかを考えさせます。
付けすぎるとベタベタになりますし、足りないとうまく付きません。
最初はうまくできなくても段々とこのくらい塗ればうまくできる、というのがわかっていきます。
カタツムリは細長く切った紙をクルクルと巻いて作ります。
長崎のリトミック研究センターで教えて頂いたものを使わせて頂きました✨
指に巻きつけて、と習いましたがこの年齢の子には難しいので床に置いてクルクルと巻いて作ってもらいました。
どの子もとても上手にできていました😊
手先を動かすと頭が良くなる、なんて昔から言われていますが、これだけのことを体験できるのだからその通りだと思います。
お母さん達が「子どもはこういう活動大好きですよね。私が面倒くさいだけで笑 させないといけませんね。」なんてことをよく言われています。
忙しい中で色々と作らせるのは大変ですが、最初だけ教えてあげればそのうち1人で色々なものを作り始めます✂️✨
今は楽しいおもちゃやゲームが溢れている世の中ですが、自分で創り出すという体験が減っているように思います。
おもちゃやゲームより楽しいもの、たくさん教えてあげたいと思っています😌✨