こんにちは♪
長崎県大村市の音楽教室ミュージックルームティーノートの田副智子です(^-^)
子ども達が練習しない。そんな時は大抵理由があります。
その理由のほとんどが❗️
「めんどくさい。」
これです😅
練習しないからもう嫌になったのかなと思われがちですが、本人に聞くと辞めたくはない。
こんなお話を今までに何回も聞いてきました。
実際、練習は面倒くさいです。
弾くのが大好きな私もものすごく気持ちがわかります。
有名なピアニストも練習は好きじゃない、と言う人はたくさんいます。
練習は好きじゃないけど弾くのは好きなんです笑
不思議なものですけど😅
要するに楽器に座るまでが面倒で大変で、座ってしまえば意外と長く弾いたりするんですよね。
私は練習しない子に特に叱ったりはしません。
ただどのくらい自分が進めたいかは考えるように伝えています。
練習を全然しなければ当然あまり進まない。
たくさん練習する子はどんどん進んで行く。
そのことは自分でよく考えてどんな風に練習するか考えてね、と伝えます。
そうすると大抵の子はどんどん進みたいと思うようで少し練習の量が変わります🌱
習い始めの小学生達は、練習をどんな風にするか相談に乗ったりもします。
「毎日○回練習するのが1番理想❗️」
というのを伝えます。その子の年齢や使うテキストによって回数は変わります。
その上で「これが理想だけど、でも○ちゃんはこのうちどのくらいならできそうかな?」
と聞いて自分の目標を立ててみます。
その時にみんなとても自信がなさそうに目標を言うのをためらいます。
「もしできなかったら…」
「怒られるのかな?」
なんてことが頭をよぎるのでしょう🤣
だから私は必ずこう言います。
「これはあくまでも目標だから、できなくてもいいんだよ。自分がこうなりたいっていう目標を立ててだんだん近づけばいいんだから。」
そうすると少し安心したように自分の目標を話してくれます。
そして最後にもう一つ必ず言います。
「もしこの目標がうまくいかなかったら、またうまく行く方法を一緒に考えようね。」
できるかどうかより、やろうとするかどうかが大切だと思います。
子ども達がやろうとしてできなかったことをほったらかしにしてはいけないと思います。
やろうとする気持ちをしっかり手伝ってあげれば必ずできるようになります。
教室に通う子ども達も練習をするようになったかと思えば、またしなくなったり、そしてまたするようになったりと行ったり来たりしている子もいます。
このお稽古はそうやってだんだんと進んで行くものだと思います。
私は練習好きの子どもだったのでずっと練習していたとばかり思っていましたが、母によると高校に入った頃全く練習しなくなった時があったそうです。
全く覚えていませんでしたが、今思えばその頃習っていた先生が嫌いでやる気を全く失っていたのだろうと思います笑
それでも母は辞めろと言いませんでした。
よっぽど言おうかと思ったと母は言っていました。
それでも言ってしまえば辞めて終わりになるからもう少しもう少しと様子を見ていたそうです。
あの時辞めなさいと言われていたら、今の私はいませんでした。
教室を運営してたくさんの子ども達に出会うこともありませんでした。
感謝だなー、とつくづく思いました。
子ども達の練習したりしなかったりの時期、ゆったりと見守ってあげて欲しいと思います✨