こんにちは♪
長崎県大村市の音楽教室ミュージックルームティーノートの田副智子です(^-^)
今日は前回の練習しない理由というお話の続きブログです🌸
まだ読んでいない方は、そちらから読まれるといいかもしれません。
色々手を打ってみてもなかなか練習しない子はどうするのか。
とりあえず、様子を見ます。
なんて言うと放置してる感ありますかね?笑
いえいえ放置ではありませんよ😅
練習ができるように相談に乗ってもしない場合、あまり言い過ぎるとただのお説教になりますよね。
それをやってしまうと、だんだん通うのも億劫になってしまいますからそれは避けます。
それから幼稚園保育園くらいで習い始めの小さなお子様はやはりお母さんに練習をお手伝いしてもらわないと初めは難しいです。
初めにそのお話はしているのでそれでも練習してこない場合、正直その年頃の生徒さんにはあまりこちらからは口出しできないところがあります💧
お母さんがお仕事で忙しい場合など、練習をしてもらうのは難しい場合もあります。
そんな子達にはせっせとリトミックでソルフェージュをします。
練習しない理由は、面倒くさくて自分で練習のスケジュールが組み込めないという理由の他に、技術的にまたは能力的に弾くのが難しいということがあります。
そういう子は練習以前に、楽譜を見ても読めなくて弾けそうにないと思ったり、弾いてみても指をうまく使えなくて弾けない、など様々な問題を抱えていたりします。
また練習ができない子にもソルフェージュをしっかりしていけば、どんどんとは無理でもそれなりに進んで行きます。
ソルフェージュはほとんどが座学です。
机に座ってリズムや音のお勉強をする感じですが、私はそれをリトミックを使ってしますので、体を動かして頭だけではなく感覚に入れていきます。
ピアノやエレクトーンを習いたいのでリトミックはあまりしなくていいと言う方が過去にいました。
でも弾いているだけではうまくならないということをしっかり説明してリトミックをしてもらいました。
その生徒さんはよその教室から来た子で、練習はしないし、楽譜も読めない、やろうとしない状態でした。
そんな子をずっとピアノに座らせても弾けるようにはならないことは目に見えていました。
練習しましょうという話をする前にリトミックソルフェージュをせっせとやりました。
正直最初の頃は弾く時間よりリトミックの時間の方が長かったかもしれません。
それでも練習していないならリトミックをした方がずっと効果的だと思ったので、お母さんにしっかり説明して少しの間そのやり方でさせて欲しいとお願いしました。
その子のお母さんがその間不満を言わずにリトミックソルフェージュをさせてくださったのは、その子が帰りに楽しそうに帰るからでした。
「以前の教室では練習もしないからレッスンも怒られてばかりで。」
というお話を聞いていました。
でも私の教室ではその子は弾くのはそこそこでリトミックをして体を動かして帰るので、「なんだか楽しかったなぁ。」と思って帰ることになるのでしょう😊
そうやってしばらく経った頃から少しずつレッスンの中で鍵盤に向かう時間を長くしていきました。
リトミックソルフェージュで音感を付けて、リズムがわかるようになり、体の動かし方も少しずつ習得していったその子は弾くことも少しずつ難しくなくなってきていました。
その頃からです。
その子は少しずつお家で弾くようになりました。
「できる!」
そういう感覚がその子に芽生えてきたようです。
ある時「こんにちは!」と教室に入って来たその子の顔がとても明るい表情になったことに気付きました。
私は教室に入るときの表情でその子が練習して来たかどうかがわかります😌
「今日はね、練習してきたんよ❗️」
予想通りその子はそう言いました。
練習して来た時子ども達は「先生に早く聞かせたい!」
そんな気持ちで来るようで、キラキラしたお顔でやって来ます✨
「できる!」
その気持ちがピアノやエレクトーン以外の場所でも生かされるといいなと思っています😊✨