こんにちは♪
長崎県大村市の音楽教室ミュージックルームティーノートの田副智子です(^-^)
そろそろ夏休みも終わり、または終わった、という感じの頃でしょうか?
お母さん達、大変お疲れ様でした👏
でも地域によってはコロナで学校が始まらず、なんてところもあるのでしょうね。
始まって欲しくないということもあるでしょうね。
どうにか道が開けることを祈るばかりです。
さて今日は私が子ども達によくする質問についてのお話🌸
レッスンの中で何かできないことが出てきた時に子ども達は「できない」「わからない」と諦めそうになることがあります。
そんな時、できる方法を教えたら簡単に済むわけですが私は簡単には教えません。
「どうすればいいと思う?」
その質問に子ども達はしばらく考えます。
そしてここで答えに辿り着く子もいます。
でもなかなか辿り着けない子も…
「うーん」
悩んでいても私は何も言いません。
「うーん。うーん。」
しばらく考えさせます。
考えてるフリの子もいるかもしれませんけど🤣
しばらく考えてもらったところで、私は少しのヒントを与えます。
例えばピアノやエレクトーンの子の場合。
ある部分が弾けない。
そんな時に「どうすればいいと思う?」と聞きます。
しばらく考えた後に出すヒントは様々ですが、例えば「ここはどのお指で弾くのが賢いと思う?1番弾きやすくなるお指はどれ?」などと聞くと
「あ!わかった!」
と子ども達は表情を輝かせます🧒✨
またはリトミックの子ども達には、二人組で手合わせのようなことをよくするのですが、距離が遠過ぎてお互いの手が届かずうまくいかない時などは…
「なんだかやりにくそうねぇ。やりやすくするにはどうすればいい?」
と尋ねると、2人ともしばらく考えていますがそのうちスススっと距離を詰めたりします。
どれも私が言えば済む話ですが、この考える時間が何より大切です。
そうして私は常にどうすればうまくいくかを子ども達に考えさせます。
そしてそれを生かして欲しいのがクリスマス会の時です🎄✨
今はコロナで集まってクリスマス会はできませんが、以前はみんなで集まってクリスマス会をしていました。
それぞれ演奏やリトミックを発表して、その後みんなでリトミックを使ったゲームをします。
その時にチーム分けするのですが、私はわざとに小さな子、大きな子とバランスよく入ったチームを3チームくらい作ってゲームします。
その時に必ず小さな子が足を引っ張ることになるわけですが、「さぁみんなで作戦会議を開いて。どうすれば勝てるか相談してね。」「小さなお友達は大きいお友達が助けてあげるんだよ!」と声をかけます。
そうするとみんなそれぞれ作戦を練り、勝つために小さな子のお世話に一生懸命になります。
「こうやるといいよ。」とレクチャーしてあげたり、後ろから小さな子をサポートしてあげたり。
様々に考えてうまくいく方法を探しています。
子ども自身が自分で道を探せるたくましさを身につけて欲しいのです。
そして自分よりできない人を助けられるようになったら更にすごいと思うのです。
そんな力を身につける魔法の言葉。
「どうすればいいと思う?」
皆さんもぜひ使ってみて下さい✨