こんにちは♪
長崎県大村市の音楽教室ミュージックルームティーノートの田副智子です(^-^)
いやー、ものすごい久しぶりのブログ笑
前回のブログで書きましたが、作曲してました。
果たして結末はというと!?
終わりませんでした🤣
色々と諸事情ありまして、仕事も忙しいのと他にも色々重なり、今回は断念致しました。一応自由参加ですから…(ただの言い訳)
ブログも休んだのに笑
でもほとんど作ったんですよ。期限に間に合わなかっただけで。(また言い訳)
せっかく作りましたから完成はさせるつもりです✨
さて私のこのしょうもない話は置いておいて。
今日は子どもの「にがて」についてのお話🌸
レッスンでは様々な項目をレッスンしますから、当然その子にとって得意なこと、苦手なことが両方出てきます。
先生やご父兄にとっては、やはり苦手なところに着目しがちでどうにかできるようにしたい、と思うのが普通でしょう。
でもこの苦手なことに取り組むためには「タイミング」がものすごく大切だと思います。
私は小さな生徒さん、特に3歳くらいまでの子は最初にしたがらなかったことは、スッとやめることがあります。
「にがて」と思う前にやめておいて、また忘れた頃にしてみるのです。
すると最初はしたがらなかったのに、次にすると楽しそうにするなんてことはよくあることです。
子どもの気持ちは気まぐれで、「嫌だ」と言う時もそのこと自体が嫌なのではなく「今は気分じゃない」ということは本当に多いです👶🏻
でも周りの大人はそれを「この子はこれが嫌いなんだ」と思い込むと「あなたはこれ嫌いよね」とか「これはしたがらないね」などと声をかけたとしたら…
どうなると思いますか?
皆さんは子どもたちはかけられた言葉を5万回繰り返す、というお話を聞いたことがあるでしょうか?
5万回のリフレインなどと言われていますが、例えば「あなたは本当に言うことを聞かない子ね!」と言われた子がいたとします。
すると子ども達は「僕は(私は)言うことを聞かない子なんだ」と5万回繰り返し自分に言い聞かせることになるわけです。
それを5万回です。
そうして子ども達はその自分でかけた呪文にかかり、言うことを聞かない子どもになる、ということになってしまうそうです。
このお話を聞いた時、子どもだけではなく大人もこういうことあるかもと思いました。
ここで大切なのは言い方です。
「言うことを聞かない子ね!」ではなく「ママの言うことをよく聞いてちょうだい」と声をかけるのです。
言ってる内容は同じです。
でも受け取り方が変わってきますよね。
ママの言うことをよく聞いてちょうだい、を5万回繰り返してもらう方がよっぽど得策です。
さて、問題を元に戻しまして。
子どもがしたがらないことに「これが嫌なのね」などと擦り込みをしなくて良いということです。
逆に「これが好きなのね!」は、どんどん擦り込むといいかもしれませんね🤣
今日は気分じゃないのかも、とこちらがスッと引いてまた機嫌の良さそうな日にもう一度やってみると上手くいくことが本当に多くなるはずです。
私は小学生にもこの方法を使います。
少し難しいことをする時など、あまりにも上手くいかなかったらスッとやめます。
そしてもう少し簡単なところに戻ったりして、その子の力をもう少し伸ばしてから再チャレンジさせます。
「できない」という感覚になるべく気付かせないようにするわけです。
すると段々とチャレンジ精神も育ち、少々難しいことでもへこたれないたくましい子に育っていくように思います。
入会したての小学生Bちゃん。
よその教室から来た経験者さんですがまだまだ色々できないことわからないことが多く、ピアノも元々進んでいるテキストでは難しい様子。
最初のレッスンではその子が進んでいるあたりのことをしてみましたが、全然できません。
それでスッとやめて、幼稚園の子達に教えることをしました。
すると
なんだかいつもしょんぼり元気のなかったBちゃんの様子がガラリと変わりました✨
「できたねー!」と私が声をかけるととても嬉しそうです😊
小学生だから小学生のことができなければならないわけではないと思います。
教わっていないものはできません。
まずはできることを。
そこから少しずつ発展させれば良いことです。
そうしてBちゃんはどうなったかと言うと…
できることが増えていって、得意げな様子😊✨
「どんどんできるようになってきたやん❗️」というと「私はできるようになったよ。先生はできる❓」と聞かれてしまいましたー🤣
あんたも頑張れよと言われた気分でした笑
身の引き締まる思いです🤣