のんびりした子の頭の中

こんにちは♪
長崎県大村市の音楽教室、ミュージックルームティーノートの田副智子です(^-^)

今日はのんびりさんってどんな子なのかっていうお話🌸


教室には色々な子がいますが、お母さん達が困り顔でおっしゃるのは「この子のんびりしてるんです」とか「マイペースで困ってます」なんていう声がちらほら。


たしかにお母さんがおっしゃるその子達はおっとりとしていて、少し色々なことに時間がかかる子達です。


でも子どもって大抵の子がのんびりしているのでは?と私は思ったりします笑


そういう私も元超マイペースのんびりさんの1人でした🤣

元と言えるのかどうか、今もそんなところは多々あります。

私には兄がいますが、歳がかなり離れていて一人っ子状態でした。競争相手もいませんし、それでこんなにのんびり育ったのかなと思います。


でもお母さん達に「私もそんな子でしたよ」と話すと驚かれます。


そう❗️人は順応していくわけです❗️


今も忘れませんが、私が子どもの頃、確かあれは学年が変わって保護者へのアンケートで「お子様の長所と短所を書いて下さい」というものの短所のところに父が「とにかく何をするのも時間がかかる」と書いていて、「私はそういう人間だったのか!」と子どもなりに衝撃を受けました笑


でもショックは受けてないんですよ。のんびりしてるから笑


私から見ても、のんびりしてると言われている子達は意外と色々頭の中で考えている、という印象です。


こちらが問いかけても応答がなかったりして、ぼんやりしていると思われがちですが、その子はその子なりに一生懸命考えている。


急がなきゃいけない時だけど、すごく時間がかかる。でもその子はその子なりに急いでいる。

そんなパターンが多い気がします。


そもそも子どもには時間の概念がありません。

時間を守る、とか急いで間に合わせる、などということはだんだんと経験して時間の概念が身についていくと言われています。


要するに練習しないと急げない、ということです🔑✨


「急いで」という声かけはNGだと言われていますが、少しは必要ではないかと私は思います。
時間を学ぶことは大切なことです。


「時計の針がここに来たらお家を出発するからね。」

「これをサッサとやらなければ、次はこれができなくなるから少し急ごうね。」

そんな声かけを少しずつしてあげることが大切だと思います。


私の教室はレッスンの最後に出席カードにシールを張ったり、合格カードに今日合格した曲数シールを張ったりするのですが、のんびりさんはかなり時間がかかります😅

レッスンの時間は限られていますから、時間をオーバーすれば後ろの子に迷惑がかかってしまうため、少し急いでね、と声をかけることはあります。

入会してすぐはかなり時間がかかった子も少しずつ早くなっていきます。

急がせて悪いなーとも思いつつ、いや、急ぐスキルは大人になってもかなり必要なはず!と思ってしています笑


以前、保育園に通う女の子のレッスン終わりに、ママが「急いで」というと「なんで?」と返した子がいました。
ママは「いいから早く!」と後ろの生徒さんのことを考えて促して下さいました。それでも「なんで?」と返すその子がおかしくて笑ってしまいました🤣


「次の子がもう来てるのよ。ゆっくりしてたら後ろの子のレッスンができないでしょ?だから少し急いであげてね。」

というとその子はさっきよりサササッと済ませてくれました。


理由がわかって納得してくれたのだと思います。


のんびりさんの頭の中は意外といろんなことを考えています。


どのシールにしようかな。

なんて答えたらいいのかな。

考えているから時間がかかるのかもしれませんね。


時にはしっかり理由を伝えて急ぐ必要を教えることも大切だと思います。


それでもやっぱりのんびりさんはのんびりさん。

大人はその子をできる限り待ってあげて欲しいと思います。
忙しい中では難しいこともあるかもしれませんが、少しだけゆとりのある時に待ってあげて欲しいのです。


待てなくて手を貸しすぎないこと。
手伝えば手っ取り早く終わりますが、それではその子はずっとできないままです。


その子が納得する答えが出せるのを待ってあげたり、その子がやり遂げるのを待ってあげることで、少しずつ色々な力を身につけるはずです✨


楽しい子育てになりますように✨

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