子どもはみんな問題児!?

こんにちは♪
長崎県大村市の音楽教室ミュージックルームティーノートの田副智子です(^-^)

今日は最近読んだ本のお話🌸
コロナ禍で保育園や学校がやむを得ずお休みになったりする方も多く、ヘトヘトのママ達が少しでもほっこりする時間となればいいなと思ってご紹介しようと思いました。


仕事柄、育児書はよく読みます。
本だけでなく、子育て雑誌や、保育雑誌も読みます。

最初に読むようになったのは男の子の生徒さんに困り果てた時。


「男の子ってなぜ…💧」

と思う謎の行動がたくさんあり、女の私には理解できないことが多くありました。

うまく接してあげないと、その子を抑えつけることにもなりかねないと思ったので、「男の子の育て方」という雑誌を買いました。

その本で、男の子と女の子では脳の構造が少し違うこと、備わっている本能などから行動が変わることなど知りました。


「なぁんだ、それでか❗️」
と納得し、すごく安心したのを覚えています。


それからちょこちょこ興味のある本を買って読みます。


先日本屋さんで気になるタイトルの本を発見しました。
「子どもはみんな問題児」
過激なタイトルねー、と思って手に取りました。

ぐりとぐらの作者が書いた本で、その方は絵本作家になる前は保育士さんを長年やっていたそうです。

この本の面白いところは、決して子育て本とは違うということ。
こうするといいですよ、とは書いていないのです。

子どもってこんなことします。
子どもはこんなことが大好き。
子どもってこんな風に考えています。

そんなことが書いています。
子どもの説明書という感じ。


読みながら、「そうそう、みんなこれ好きよねー!」とか「確かにみんなこれするんだよね!」なんてことがたくさん書いています。


でも読みながら、我が子しか見る機会のないお母さんにとってはそれが普通とわからず不安になるんだな、とわかりました。


みんな一緒なんだ!と思うとホッとしませんか?😁そんな方のための本だと思いました。


もう一つは窓際のトットちゃん。
これはもう名作中の名作ですが、実はきちんと読んだことがありませんでした。

黒柳徹子さんが幼少期に通ったトモエ学園でのことを書いている本です。

ここの校長先生は小林宗作さんという方でこの方はリトミックを日本に持ち帰り小学校教育に初めて用いた方です。

リトミックを作ったエミール・ジャック・ダルクローズ先生から直接学んだ凄い方✨

実際に黒柳徹子さんもリトミックをしていたそうでとても楽しかったとこの本の中に書いてあります。

トットちゃんは小学校に入学してすぐに、困った行動ばかりしてしまい退学にさせられてしまいます。

その後向かったのがトモエ学園で、初めての登校日に「それではトットちゃんとお話があるのでお母さんはもうお帰り頂いて大丈夫です。」と校長先生に言われます。

「何か話したいこと全部話してみてごらん。」と言われたトットちゃんはひたすらおしゃべりをし、その間校長先生はずっとその話を聞いてあげます。

その間なんと4時間😳

そして校長先生はこう言います。
「今日から君はここの生徒だよ」

トットちゃんはこんなに自分のお話を聞いてくれる大人は後にも先にもいなかった、と書いています。この人とならずーっと一緒にいてもいい、と。

トモエ学園は子ども達に自由や優しさ、規律や自律心、独創性など多くのことを学べる学校だと思いました。

私もこんな学校に行きたい✨と思いました。


どちらの本も、夜眠る前のほんの数分くらいで少しずつ読みましたが、温かい気持ちになれる良い睡眠薬の様な本でした。


育児でヘトヘトのママ達に少しでもリラックスする時間となればいいと思う本です😊

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