リトミックを教え始めて驚いたこと

こんにちは♪
長崎県大村市の音楽教室ミュージックルームティーノートの田副智子です(^-^)

私がリトミックを教えるようになったのは今からもう10年以上前のことです🌸

きっかけは、大先輩の先生から「これからは絶対リトミックを学んでいた方がいい。」と勧められて「リトミックってなに?」と全く訳もわからず、とりあえず養成講座に通ってみようと思いました。(よくわからず行ったなと思いますけど笑)

最初はリトミックがなんのために、何に役立つかもわかっていなかったので、講座に通ったものの、最初の頃の指導書にはほとんど書込みがされていません🤣(やっぱりわかってない笑)


しかしだんだんと子どもの脳の発達にいいらしい、考える力や自主性、集中力など、生きていくために必要な力を様々に育てていくらしいことがわかってきました。

そう全て、「らしい…」程度です笑


これはやはりレッスンでやってみなくてはと思いました。

養成校の先生が「リトミックをやってマイナスになることは絶対にないからとにかくやってごらん。どんなやり方でもマイナスには絶対ならない。」

と言って下さった先生がいました。


私が通ったリトミック研究センターの初級コースではステップ3のコースから学び始めます。いわゆる年少さんの学年です。


とりあえずその頃いた、年少さんたちに習ったことをやっていきました。

また年中、年長さんたちにも「これは使える」と思ったところをレッスンで取り入れました。


そうして、少しずつ習ってはレッスンに取り入れ、そしてまた新しく習ったことをレッスンでやってと、少しずつ子ども達にリトミックをしました。


そうしたところ、驚くことが起こりました。


幼稚園保育園の子どもたちが、小学生の子達のレベルにあっという間に追いつきそうになってきました💦


音符を読み取る力、リズムの習得、そして何よりも集中力や自分で考えて意見を生み出す力を持っているので、こちらがあれこれ言わなくても自分で考えて、取り組む姿勢が育つ子が増えてきました。


「これはまずい…」

正直そう思いました笑

発表会やイベントごとで顔を合わせる子達が小学生より未就学の子の方が上達しているなんてことはまずいです😅


それで慌てて小学生にもリトミックをするようになったわけです。


その当時私が学んでいたのはまだ未就学児のリトミックしか学んでいなかったので、小学生に未就学児コースのリトミックをやりました。


それでも小学生たちはできなかったのです。


幼稚園の子達が少しずつできるようになっていたことが、小学生のお兄さんお姉さん達はすぐにはできませんでした。


それでもまた驚くことがありました。


子ども達ができないことを楽しんでいたことです。


「できなーい!」といいながらお顔はものすごく笑顔😄


リトミックのすごいところはここだと思います。

遊んでいるような中でやっていくので、とにかく楽しい。
出来なくてもなんだかもう一回やればできるかも!と思わせてくれる所です。


今でも小学生にレッスンしていても「今日はここまでね、また来週しましょう」と言うと「えぇーもう一回やりたかった」とか言われます笑

項目が終わると「もう来週はリトミックしないの?」とか心配する子もいたり。
「来週はまた別のリトミックをするよ。」というと「やったー!」と喜びます😊✨


今までコツコツと地道にやるしかなかったことが、リトミックによってヒョーイとできる子がたくさん増えました。


これは教える私にとっても習う子ども達にとっても嬉しいことに違いありませんでした。


つい最近、レッスンに通われている保護者の方が「私も子どもの頃リトミックで育ちたかったです。」とおっしゃっていた方がいました。

すかさず「私もです❗️」と話しました。


「リトミックしてたらこんなにスムーズに色々できるんですね。」とご自身のお子様を見ながらおっしゃっていました。


「私もリトミックで育っていたらあんなに苦労しなくて済んだのにといつも思います。」と話しました。


まだまだ知られていないリトミック。
その秘密を少しでもたくさんの人に知って欲しいと思います。

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